幸せへの開かずの扉を、開く

  • 1.人間という動物

  • 書窓けやき通り

    ①人に発生している生活習慣病の多くは、高度な文明の進化により、地球上の自然界に生まれた動物のあるべき習慣から大幅に、しかも長期間逸脱してしまった結果です。自然界のあるべき生活習慣に戻せば、自然と修復方向に向かうと言われています。単に生活習慣を修正するだけです。人は不調にならないとその大切さに気付かないのです。人の健康の基本は、食事と運動とメンタルバランスです。

    ②人の身体は自律神経で制御されています。自身の感情をコントロール(忍法、同化の術)して、もっと笑顔を、楽しみを、くつろぎを取り入れ、生活や人生を楽しみましょう。幸せへの重要な入り口です。

    ③人は思いの波長を放出します、決して、感情は単に思うだけではないのです。優しい波長は自然界との共通言語でもあります。人が優しい波長を放出すれば、人間だけでなく、植物や動物にも伝わります。

  • 2.人と人との関係

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    ①人は、人の間で仲良く、楽しく暮らす動物です。しかし、その生き方を誰も教えてくれないのです、誰も知らないのです。人は人を大事にすることは苦手です。その意味にも重要さにも気付いていないのです。そういう生き方自体も当然、知る由もないのです。人の多くは、悪魔です。でも、天使にもなります。居るのです、信頼できる、安心できる、心安らぐ人が。また、なれるんです。そして、これ以上の幸せは無い、のです。

    ②人と人の関係の基本は、『相手と仲よくする、相手を大事にする』思いです。人間組織社会では、人との比較、競争、闘いの世界です。くだらない些細なことでも、人をけなし、批判し、攻撃するのが普通の世の中になってしまっています。おかしいのです、それで幸せになれる訳が無いのです。しかし、折角の人生、生まれてきて良かったという生き方にしましょう。できるんです、もっと楽しく幸せな人間関係に。意外と簡単に。但し、けもの人は、要注意です。

    ③基本的に、人は優しくされると嬉しいのです、相手にお返しをしたいと思うのです。それが人間の心理です、それが人間関係を作ります。損得ではない、見返りを求めない、ましてや義務でも人情でもありません。真に『その人のために』生きると、それまで考えたこともなかった素晴らしく心地良い世界に遭遇します。

  • 3.自然界の摂理

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    ①人間は、朝、目が覚めると共に、朝陽を浴びることで幸せホルモンが増加し、気分が前向きに清々しくなる動物です。渡り鳥が季節を忘れず行き来するように、熊や蛇が冬眠するように、人間も自然の中で、自然のサイクルの中で生活するようにできている動物です。免疫細胞もホルモンも、動物本来の日周期や年周期で変動しています。人間は自然の中でこそ 正常に生きられるようになっている動物です。

    ②人は植物や動物のいない四角い箱の中だけでは生きられません。自然界の癒しを感じる空間で生きられるようになっています。夜空の満点の星を眺めてなんか疲れが飛んだと感じたり、美しいバラの花を眺めて癒されたり、秋の虫の音や小川のせせらぎに癒されたり、森の中で気分が爽快になったり、というような経験はありませんか。視覚だけでなく聴覚でも、嗅覚でも自然からは癒しが与えられているのです。

    ③大自然と向き合ってみてください、自然をボーっと眺めたり、ジーっと見詰めたり、自然の中を散歩したりしてみてください。自分の心を鎮め、穏やかにしてくれます、冷静に自身を見つめ直すことができます、向き合い方次第で難問に答えを出してくれることもあります。人間にとって最も重要な、乱れた心を正常に戻してくれます。自然は人の心に、本来の心を取り戻させてくれます。