書窓けやき通り

  • 人は幸せに生きられる動物です

  • 人は楽しく幸せに生きるために生まれてきています、決して、生涯に亘って、怒り、悲しみ、嘆くために生まれてきた訳ではありません。

  • 本来、人は自然界に生きる動物です

    書窓けやき通り

    寒い冬が過ぎ、暖かい春の到来とともに、野原には花が咲き、小川にはオタマジャクシや小さな魚たちが水草の中を動き回ります。人は、そういう自然の中で畑作業にいそしみます。そんなのどかな生活の中に人は生きています。

    人は大自然のサイクルの中で生きる、自然の恵みに囲まれて生きる、そして、自然に癒されて生きるようにできている生き物なのです。

    人間は、自然界に生きるようにできています、しかし、人間の組織社会に生きるようにはできていません。

  • 現実、人は自然界と人間組織社会、両方に生きています

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    人は人の間で生きる、それゆえ人間と呼ばれます。しかし、人は人の中で、人と共に生きる術(スベ)を知らないのです。誰も教えてくれないのです。
    そして本当は、人と人の間にこそ、人間の幸せは在ります。

    人が人の中で生きる本来の姿は、大自然と人、両方を大切にする、共生、共存の世界です。

    1)人に敬意を持つ
    2)人と仲良くする
    3)人を大事にする

    しかしながら、現状の人間組織社会では、比較・競争の世界、人と人が争う世界です。些細なことでも、日常的に人間同士が戦う世界です。

    1)人より少しでも自分を優位にする(比較、競争、喧嘩する)
    2)優劣、上下、強弱等のランク付けをする(戦い続ける)
    3)上位の者が他を見下す、馬鹿にする(人間性を破壊する)

    これで、人間にストレスが生じないはずはありません。
    そして、戦う社会では勝者、敗者、双方とも、交感神経が強烈に優位になっています。人々は日々、ストレスを発生、蓄積しながら生きています。

    それゆえ、人が人間組織社会で生きるためには工夫が要るのです。

  • それでも、人は幸せに生きられる動物です

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    人は、優しいと感じれば、誰でも優しいと感じ、美しいものを見れば、誰でも美しいと思い、愉快なものを見れば、誰でも楽しくなり、感動的なシーンを見れば、誰でも感動するのです。

    スーパーでパートのおばさんに怒鳴りつけているおじさんを見て、誰も爽やかに、明るい気分になる人はいません。その感覚は正しいのです。それが人間の心に与えられた自然界の摂理と言っても良いのです。多くの人が嫌だと思うことは、自然界の摂理に反しているのです。

    人間は、人から親切にされれば嬉しいし、大事にされれば、逆に相手を大事にしたいと思うのです。それが人の基本特性です。地球上の人類に与えられた自然界の摂理は、基本的に人間みんな同じなのです。

    人間も自然界の一員として、自然界の摂理は守らねばならないのです。人間組織社会に生きる多くの人々は、自然界にも生きていると言うことを忘れています。

    人間は、日々の暮らしにおいても自然界に生きる本来の人の心、そして自然界の波長、呼吸を忘れてはいけないのです、そうすることで、人は両方の世界で生きられるのです。

    地球上に生まれた人間は、人間の造った組織社会にも生きていますが、それでも、健康に、幸せに生きられるようにできている動物なのです。

    折角の二度とない人生、みんなと仲よく、幸せに暮らしましょう、それが人間に与えられた本来の生命を生きる生き方であり、大自然の摂理でもあります。そして実現可なのです!人間の住む世界です、そんなに難しいはずがないのです。